アフリカ連合の本部があるエチオピアは、アフリカ政治の中心というだけでなく経済発展が著しく嗜好品の需要が急上昇しています。そのため、今エチオピアは およそ30種類のビール銘柄がしのぎを削るビール激戦国になっています。
その中でも『セント・ジョージ』はエチオピアの守護聖人St. Georgeの名を冠するビールで、エチオピアで人気のある銘柄として知られています。1922年にエチオピア系ドイツ人Mussie Dawit Haleによって醸造所が設立され、現在では1日2,000,000リットルを出荷するエチオピアで人気があり知らない人はいないビールです。
厳選されたエチオピア産モルトとホップや高地の澄んだ水を使用し醸造されたラガービールで、スッキリとした辛口の中に花束を詰め込んだようなアロマが口の中で広がるエチオピアの隠れた銘品。
今ではアメリカやヨーロッパを中心に世界的に人気があり、同社はエチオピアの民間大使と自認するほど国際的に認められたブランドになっています。その人気ゆえ、国内と欧米向けの生産で手一杯で、アジアへの輸出はほとんど行っていませんでした。しかし、日本にエチオピアの魅力を発信したいという想いを何度も交渉し伝えた結果、日本への輸入が実現しました。